Episode 22 「ありがとうございます」と「ありがとうございました」の使い分け

 Japanese World Podcast


Episode ↓22


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皆さんいかがお過ごしでしょうか?
もうすぐバレンタインデーですね。

日本のバレンタインデーは、
基本的に女の人が男の人にチョコレートをプレゼントします。
女の子が好きな男の子に告白する日でもあります。

また、女の子同士で、
チョコレートやクッキーなど交換することもあります。
女の子、男の子を問わずに、
友だちとしてプレゼントするチョコレートは、
「友チョコ」と言います。

私は、父と兄に、チョコレートケーキを渡す予定です!


さて、今回は「ありがとうございます」と「ありがとうございました」の使い分けについてお伝えします。

「ありがとう」は感謝の気持ちを表す言葉として使いますが、
「ありがとう」はカジュアルな言い方です。

先生や年上の人、初めて出会う人には、
「ありがとうございます」や「ありがとうございました」と言います。

ちなみに、「ありがとうございました」とは、
「ありがとうございます」の過去形になります。
「ありがとうございます」は現在形で、
「ありがとうございました」過去の形になります。


まず、「ありがとうございます」は
「継続する出来事がある場合」に使います。
ちょっと難しいですね。

例えば、お店に入った時、
「ご来店ありがとうございます。
とお店のスタッフが言います。

”今お店に入って、今からお店の中で買い物をする” 
という継続する出来事があるからです。

そして、買い物が終わって、お店から出る時、
「ご来店ありがとうございました。」
と、お店のスタッフが言います。

なぜ「ありがとうございました」と言うのかというと、
“お店に入って買い物をするという継続する出来事”が終わるからです。


それではもう一つの例ですが、
友達からプレゼントをもらった時には
「ありがとうございます。」も、
「ありがとうございました。」も、どちらも使う事ができますが、
使うタイミングは違います。

例えば、
たった今、直接プレゼントをもらった時には、
「ありがとうございます。」と言いますが、
プレゼントをもらってから時間が経った時には
「ありがとうございました。」と過去の形になります。


以上、「ありがとうございます」と
「ありがとうございました」の使い分けについてお伝えしましたが、
わからないことがあれば、質問してください。
今回のスクリプトのリンクを貼っておきます。
リスニングの勉強としても
ぜひ活用してください。

それではさようなら。

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