Episode 3  過去形「楽しいでした。」は間違い! 形容詞の活用

Japanese World Podcast



 こんにちは!彩です!
このポッドキャストでは、
今、日本語を勉強している皆さんのお役に立てるような内容にしていきたいと思っています!
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ポッドキャストを続けて、皆さんの質問に答えられるように頑張りたいと思います。


私は、プロの日本語の先生ではありませんが、皆さんが理解しやすいように、

わかりやすく応えられるよう一生懸命 頑張りたいと思っています!

日本語のフレーズの使い方とかニュアンスの違い、イントネーションなど、お伝えできたらいいなと思っています。

皆さんどうぞよろしくお願いいたします。

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今回は、間違いやすい形容詞の活用についてお伝えします。


今から私が言うフレーズが正しいかどうか、考えてみてください。


「今日は、楽しいでした。」


この日本語が正しいと思った皆さん、一緒に勉強しましょう!

実は、この日本語は間違っているんです。

正しい日本語は、「今日は、楽しかったです。」

どこが違うか気づきましたか?

まず、「楽しい(たのしい)」の "い" をのけて、

”楽し(たのし)”で止めます。

"たのしい" ではありません "たのし" です。

"たのし"。

そして、"でした" ではなく、"かったです" と言います。


つまり、「楽し かったです。」

「楽し かったです。」

「楽しいかったです。」も間違いです。


"たのしい" の "い" をのけましょう。

「楽し かったです。」
「楽し かったです。」

自然な速さで言うと、

「楽し かったです。」



それでは、「暑い(あつい)」の形容詞は、どのように活用するでしょうか?
先ほどと同じように「暑い」の"い"をのけて

「あつ かったです。」

「暑(あつ) かったです。」

自然な速さで言うと、

「暑かったです。」

では、「美味しい(おいしい)」の形容詞は、どのように活用するのでしょうか?

答えは、これまでと同じように、
「おいしい」の"い"をのけて、
"おいし"になります。

つまり、「おいし かったです。」

「美味し(おいし) かったです。」

自然なスピードで言うと、「美味しかったです。」になります。


「たのしい」「あつい」「おいしい」「こわい」「かわいい」「おおきい」「ちいさい」

のように、言い切りの形が “い” になるものは『形容詞』で、
これらの単語は、同じルールで、
最後の"い"をのけて、“かったです”をつけるだけで、過去形の文になります。



以上、間違いやすい、形容詞の活用法をお伝えしましたが、
分からないことがあれば、ぜひ質問してください。


今回のエピソードのスクリプトは、私のブログに載せています。
リンクを貼っておきますので、
スクリプトを見ながらリスニングの勉強もぜひしてみて下さい。
それではさようなら!

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