Episode 25 No.1助詞「は」と「が」の使い方について

Japanese World Podcast

Episode25↓

https://anchor.fm/japaneseworld/episodes/25-No-1-e12m0ii

こんにちは！彩です。
このポッドキャストでは、
日本語について配信していきます。

日本語についての質問や、
ポッドキャストのリクエストは是非、メールしてください！
日本語でのメールが難しければ英語でも大丈夫です。

また、インスタグラムもしているので、
インスタグラムにメッセージを送ってくださっても大丈夫です。
メッセージをお待ちしています。

------------------------------------------------

皆さんいかがお過ごしでしょうか？

今回リクエストを頂きましたので、

助詞の「は」と「が」の使い方についてお伝えします。

「は」と「が」の”は”ですが、

ひらがなでは「は」と書きますが、

読み方は、”わ”となります。

主語のあとにくる助詞の「は」と「が」の使い方は

とても複雑で難しいイメージがありますが、

ルールさえ分かれば、すぐに使い分けができるようになります。

今回は、2つのルールをお伝えしたいと思います。

ルール1

「強調」です。

例文です。

「私がペンを買いました。」

ペンを買ったのは私です。というように、

「が」を使うことで、”私”を強調しています。

例えば、私とお姉さんの2人がいるとします。

「私がペンを買いました。」と言うと、

ペンを買ったのは私だけで、

“お姉さんはペンを買っていない”

というニュアンスになります。

「私はペンを買いました。」と言うと、

ペンを買ったのは私だけではなく、

お姉さんもペンを買っている可能性があります。

「は」と「が」の使い方で、

ニュアンスが少し変わるので注意しましょう！

次の例文です。

「私がテストに合格しました。」

この例文では、

私だけがテストに合格をして、

”他の人はテストに合格しなかった”

と言うニュアンスになります。

「私はテストに合格しました。」

この例文では、合格したのは私だけではなく

他の人も合格をしている可能性があります。

次の例文です。

「私が学生です。」

この例文では、学生は私だけで、

”他の人は学生ではない”と言うニュアンスになります。

「私は学生です。」

この例文では私は学生ですが、

一緒にいる”他の人も学生”の可能性があります。

ルール2

「新しい話題」です。

相手が知らないことを

初めて伝える時には「が」を使います。

そして、相手がすでに知っていることを

伝える時には、「は」を使います。

英語のparticles の 「a」や「the」に少し似ているかと思います。

例文です。

「犬が公園にいます。その犬は大きいです。」

英語で言うと、

“A dog is in the park. The dog is big.”です。

A god は　「犬が」　で、

The dogは「犬は」と言うように、考えると覚えやすいです。

以上「は」と「が」の使い方、

ルール1とルール2をお伝えしました。

次回はルール3とルール4をお伝えします。

今回のエピソードのスクリプトを貼っておきます。

リスニングの勉強にもぜひ活用してください。

それではさようなら。