Episode 4 「私(わたし)」、「僕(ぼく)」どちらを使うべき?

Japanese World Podcast


 こんにちは!彩です!
このポッドキャストでは、
今、日本語を勉強している皆さんのお役に立てるような内容にしていきたいと思っています!
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日本語で質問するのが難しいという方は英語でも大丈夫です!


ポッドキャストを続けて、皆さんの質問に答えられるように頑張りたいと思います。


私は、プロの日本語の先生ではありませんが、皆さんが理解しやすいように、

わかりやすく応えられるよう一生懸命 頑張りたいと思っています!

日本語のフレーズの使い方とかニュアンスの違い、イントネーションなど、お伝えできたらいいなと思っています。

皆さんどうぞよろしくお願いいたします。

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今回は、会話の中で自分のことを言う時に、
「私(わたし)」と「僕(ぼく)」のどちらを使う方が良いかをお伝えします。

まず男性の場合、
公的な場面、つまりフォーマルな場面では「わたし」を使います。
そして、私的な会話、インフォーマルな場面では「ぼく」と言います。

女性の場合、
フォーマルな場面でもインフォーマルな場面でも、常に「わたし」を使います。


たとえば、会社に就職するため、面接を受けるという、フォーマルな場面では、男の人も、女の人も「わたし」と言います。
職場で、みんなと打ち解けた時や、職場の人との心の距離が近くなった時には、
男性は「ぼく」と言っても特に問題ありません。
女性はどんな場面でも「わたし」と言います。

スピーチコンテストで自分の意見を発表する場合、
男性も女性も「わたし」と言いますが、
高校生くらいまでの男の子なら、「ぼく」と言うこともできます。
聞き手、つまり話を聞く側の人によっては、
少し子どもっぽい印象を受ける場合もありますが、18歳くらいまでの男の子が
フォーマルな場面で「ぼく」と言っても問題はありません。

友達や家族との私的な会話、プライベートな会話では、
男性の場合、「ぼく」といいます。
もしここで、男性が「わたし」と言えば、他人行儀のイメージを与えてしまいます。
他人行儀とは、心が打ち解けていない他の人に接する時のようによそよそしく振舞うことです。
親しい間柄、仲の良い関係であれば「わたし」ではなく、
「ぼく」を使うようにしましょう。

以上、「私(わたし)」、「僕(ぼく)」どちらを使うべきかお伝えしましたが、
分からないことがあれば、ぜひ質問してください。


今回のエピソードのスクリプトは、私のブログに載せています。
リンクを貼っておきますので、
スクリプトを見ながらリスニングの勉強もぜひしてみて下さい。
それではさようなら!

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